2023-09-18

3枚のカード 当てられる?

cards

当たりを引いてください。
ちょっとしたクイズのようなお話。

ここに 3 枚のカードがあります。仮に A B C としましょう。
そのうち 1 枚がアタリのカードで、他の 2 枚はハズレです。
ではこのカードを裏返します。私は事前にどれがアタリかを知っています

1 枚だけあなたに選んでもらいます。
アタリを選ぶようにがんばってください。

1 枚のカード、A をあなたが選びました。
まだ見てはいけません。

次にその後残った 2 枚のカード B C のうち、
私はどれがハズレかわかるので、ハズレのカード 1 枚 C を取り去ります。

さてこの最後に残ったカード B と、あなたが最初に選んだカード A 。
もし交換したいなら交換してもいいですよと私は提案します。


あなたは交換します?しません?

ゆっくり考えてみてください・・・

迷いますよね。

これ、当たる確率が高い選択が決まっているんです。

どうでしょう?決めましたか?

理由も考えてみてください。


では、答えです。

交換したほうが当たる確率が上がります。

なんとなくどちらを選んでも同じ確率っぽく感じますよね。

しかし、最初にあなたが選んだ A の当たる確率は 1/3 
これは不変です。

なので、残りの B もしくは C が当たる確率は 2/3 です

そこでハズレのカード C を取り除くわけですから、
残ったカード B は 2/3 の確率でアタリなのです。

つまり最初に選んだカードから交換すると当たる確率は倍になります。

ポイントは、あなたがカードを選んだ後に、ハズレのカードを取り除くところです。

ちょっとわかりにくいかもしれないので
わかりやすい例を挙げてみます。

先ほど 3 枚だったカードを 100 枚にしましょう

あなたは 1 枚選びました。
残った 99 枚のうち、ハズレのカードを 98 枚取り除きます。

さあ最後に残ったカードとあなたが最初に引いたカード
どちらが当たりの可能性が高いと思いますか?

最初に引いたカードの当たる確率は 1/100

最後に残ったカードの当たる確率は 99/100

ということです。
全体の枚数が少ないと惑わされてしまうんです。

これは モンティ・ホール問題 という有名な確率論の問題で、心理トリックになっています。

おもしろいですね。