2023-09-08

周波数 耳 テスト 限界 チェック どこまで聴こえる?

ear

あなたは、どこまで聴こえますか?
聴覚のテスト。聞こえる周波数の上限チェックです。

聴覚、聴力。加齢とともに聴こえにくくなってきます。
個人差があり、一概には言えませんが、18歳ぐらいからゆるやかに進行し、50歳超える辺りから加速するとも言われています。

その症状は、まず高音域から始まり、高い周波数の音が聞こえづらくなってくるのですが普段、生活している上では、あまり気が付かないことが多いです。

しかし、中音域で音圧をしっかりと感じ取れていれば、高い周波数の音が聴こえなくても、生活に支障はありません。

この進行の程度は、かなり個人差があります。
その日の体調などで聴こえる上限が変わったりもします。

また、左右の聴覚の劣化は全く同じように進行するほうが珍しいです。
なので右耳と左耳で聴こえる限界が違うことが普通にあり得ますので、気にしないように。


周波数チェック音源

10,000Hz ~ 21,500Hz までのテスト音源を作りましたので、チェックしてみてください。
俗に言う「モスキート音」です。

Youtube などにあるチェック音源は、エンコード方法が間違っていたり、Youtube の仕様により実際にその周波数音が入っていないものが多々あります。

通常のエンコードでは周波数カットフィルターがかかり高い周波数はカットされます。
今回ここに置いた音源は 16bit のサンプリング周波数 48,000Hz の各周波数サイン波をフィルターをかけない方法で mp3 にエンコードし、実際にその周波数が鳴ることを確認済みです。

聴く方法はヘッドホンが確実です。

スピーカーは、ある程度まともなものでないと、その周波数音自体が充分な音量を保って再生出来ていないことがあります。

ただ、スマートフォンのスピーカーは、低い周波数が苦手なだけで、意外とモスキート音の高い周波数帯域は発音出来ますので、簡易的なチェックは可能です。

再生機器によっては、特定の周波数にノイズが乗るなど、基準の周波数以外の音が鳴ってしまう場合もあります。

たとえば 15,000Hz は聴こえないが、16,000Hz は聴こえるといった場合は、なんらかの原因で基音以外の音が入ってしまっていると考えられます。

限界の周波数がわかった時点で、その上の特定の周波数が、また聴こえるということは、まずないので。

あと、音の鳴り始めや鳴り終わりにはおそらく「プツッ」というノイズが入ります。
これは再生の仕組み上、避けられないものですので、中間部分で判断してください。

正しく再生するために、再生する音源のサンプリング周波数と再生機器の出力サンプリング周波数を合わせてやることも大事です。

スマートフォンでは標準再生のサンプリングレートは 48,000Hz のはずなのでそのままで大丈夫です。
PC をお持ちの方は、PC で設定を合わせられます。

Windows でいうと
コントロールパネル
→サウンド
→再生タブの再生するデバイスのプロパティ
→詳細タブ
→規定の形式を 16ビット、48,000Hz に設定

いずれも OS のオーディオエンジンを経由するので完全ではないですが、簡易的にはこれでチェックできます。


10,000Hz ~ 14,000Hz

年齢は、目安です

10,000Hz - 60歳以上


12,000Hz - 50歳


13,000Hz - 45歳


14,000Hz - 42歳



14,500Hz ~ 16,500Hz

ここからは 500Hz 刻み

14,500Hz - 40歳


15,000Hz - 38歳


15,500Hz - 35歳


16,000Hz - 30歳


16,500Hz - 26歳



17,000Hz ~ 20,000Hz

目安となる年齢は 24 歳以下

17,000Hz - 24歳


17,500Hz - 22歳


18,000Hz - 20歳


18,500Hz - 18歳


19,000Hz - 16歳


19,500Hz - 14歳


20,000Hz - 13歳



20,500Hz ~ 21,500Hz

目安となる年齢は 超人

20,500Hz


21,000Hz


21,500Hz


どうでしたか?
友人と比べてみると意外な結果だったりしますよ。
思ったより高い周波数が聴こえない事実に驚くかもしれません。
高い周波数が聴こえてなくても音楽をたしなむ上では、重要ではありません。
たとえば、音楽界を担っている重鎮の方々の年齢層を考えたら 16,000Hz 以上が聴こえていない人のほうが多いはず。
なのでガッカリしないように。